VMware Workstation 10.x < 10.0.7 / 11.x < 11.1.1 DACL 権限昇格(VMSA-2015-0005)

high Nessus プラグイン ID 84806

概要

リモートホストにインストールされている仮想化アプリケーションは、権限昇格の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートホストにインストールされているVMware Workstationのバージョンは、10.0.7より前の10.xまたは11.1.1より前の11.xです。このため、printproxy.exe プロセスに対する有効な任意アクセスコントロールリスト(DACL)ポインターの提供の失敗により、権限昇格の脆弱性の影響を受けます。ローカルの攻撃者が、スレッドインジェクションを使用することで、これを悪用して、昇格権限を取得したり、任意のコードを実行することが可能です。

ソリューション

VMware Workstation 10.0.7/11.1.1以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://www.vmware.com/security/advisories/VMSA-2015-0005.html

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 84806

ファイル名: vmware_workstation_priv_esc_vmsa_2015_0005.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2015/7/16

更新日: 2024/3/27

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.0

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.2

現状値: 5.3

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2015-3650

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:vmware:workstation

必要な KB アイテム: SMB/Registry/Enumerated, Host/VMware Workstation/Version, VMware/Workstation/Path

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/7/9

脆弱性公開日: 2015/7/9

参照情報

CVE: CVE-2015-3650

BID: 75686

VMSA: 2015-0005