Oracle Linux 7:clutter(ELSA-2015-1510)

high Nessus プラグイン ID 85036

概要

リモート Oracle Linux ホストに、1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

Red Hat セキュリティアドバイザリ 2015:1510 から:

1 件のセキュリティの問題を修正する更新済み clutter パッケージが、 Red Hat Enterprise Linux 7 で現在利用可能です。

Red Hat 製品セキュリティは、この更新がセキュリティに及ぼす影響を重要度中として評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System(CVSS)ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。

Clutter は、高速で、視覚的に充実している、グラフィカルユーザーインターフェイスのためのライブラリです。Clutter は、GNOME デスクトップのレンダリングで使用されます。

clutter が、特定のマウスやタッチのジェスチャーを処理する方法で欠陥が見つかりました。攻撃者がこの欠陥を悪用して、画面ロックをバイパスできる可能性があります。
(CVE-2015-3213)

clutter の全ユーザーは、バックポートされたパッチが含まれるこれらの更新済みパッケージへアップグレードし、この問題を修正することが推奨されます。更新のインストール後、 clutter を使用しているすべてのアプリケーションを再起動し、更新を反映させる必要があります。

ソリューション

影響を受ける clutter パッケージを更新してください。

参考資料

https://oss.oracle.com/pipermail/el-errata/2015-July/005222.html

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 85036

ファイル名: oraclelinux_ELSA-2015-1510.nasl

バージョン: 2.7

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2015/7/28

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.2

現状値: 5.3

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:oracle:linux:clutter, p-cpe:/a:oracle:linux:clutter-devel, p-cpe:/a:oracle:linux:clutter-doc, cpe:/o:oracle:linux:7

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/OracleLinux

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/7/27

脆弱性公開日: 2015/8/12

参照情報

CVE: CVE-2015-3213

RHSA: 2015:1510