Cisco AnyConnect Secure Mobility Client < 3.1.8009.0 / 4.0.x < 4.0.2052.0 / 4.1.x < 4.1.28.0 複数の脆弱性

medium Nessus プラグイン ID 85266

概要

リモートホストは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートホストにインストールされている Cisco AnyConnect Secure Mobility Client のバージョンが、3.1.8009.0 より前、4.0.2052.0 より前の 4.0.x、または 4.1.28.0 より前の 4.1.x です。したがって、次の脆弱性の影響を受けます:

- IPC コマンドの入力をサニタイズしないための欠陥が存在します。特別に細工された IPC コマンドを使用するローカルの攻撃者が、これを悪用して、任意のユーザースペースのメモリに書き込み、昇格された権限でコードを実行する可能性があります。
(CVE-2015-0664)

- Hostscan モジュールが特定の IPC コマンドでユーザー入力を適切にサニタイズしないため、パストラバーサルの欠陥が存在します。特別に細工された IPC コマンドを使用するローカルの認証を受けている攻撃者が、これを悪用し、制限されたパスの外側でトラバースし、任意のファイルを書き込みまたは上書きする可能性があります。(CVE-2015-0665)

ソリューション

Cisco AnyConnect Secure Mobility Client バージョン 3.1.8009.0 / 4.0.2052.0 / 4.1.28.0 またはそれ以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://tools.cisco.com/security/center/viewAlert.x?alertId=37861

https://tools.cisco.com/security/center/viewAlert.x?alertId=37862

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 85266

ファイル名: cisco_anyconnect_CSCus79173_CSCus79195.nasl

バージョン: 1.4

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2015/8/7

更新日: 2018/7/6

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.6

現状値: 4.9

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:N/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:cisco:anyconnect_secure_mobility_client

必要な KB アイテム: SMB/Registry/Enumerated, installed_sw/Cisco AnyConnect Secure Mobility Client

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/5/8

脆弱性公開日: 2015/3/14

参照情報

CVE: CVE-2015-0664, CVE-2015-0665

BID: 73120

CISCO-BUG-ID: CSCus79173, CSCus79195