Amazon Linux AMI : libXfont (ALAS-2015-597)

high Nessus プラグイン ID 86075

概要

リモート Amazon Linux AMI ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

libXfont が特定の Glyph Bitmap Distribution Format(BDF)フォントを処理する方法で、整数オーバーフローの欠陥が見つかりました。悪意のあるローカルのユーザーがこの欠陥を利用して、X.Org サーバーをクラッシュさせたり、X.Org サーバーの権限で任意のコードを実行できる可能性があります。(CVE-2015-1802)

libXfont が特定の Glyph Bitmap Distribution Format(BDF)フォントを処理する方法で、整数切り捨ての欠陥が発見されました。悪意のあるローカルのユーザーがこの欠陥を利用して、X.Org サーバーをクラッシュさせたり、X.Org サーバーの権限で任意のコードを実行できる可能性があります。(CVE-2015-1804)

libXfont が特定の Glyph Bitmap Distribution Format(BDF)フォントを処理する方法で、NULL ポインターデリファレンスの欠陥が発見されました。悪意のあるローカルのユーザーがこの欠陥を利用して、X.Org サーバーをクラッシュさせる可能性があります。
(CVE-2015-1803)

ソリューション

「yum update libXfont」を実行して、お使いのシステムを更新してください。

参考資料

https://alas.aws.amazon.com/ALAS-2015-597.html

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 86075

ファイル名: ala_ALAS-2015-597.nasl

バージョン: 2.2

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2015/9/23

更新日: 2018/4/18

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Frictionless Assessment AWS, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 8.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:S/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:amazon:linux:libxfont, p-cpe:/a:amazon:linux:libxfont-debuginfo, p-cpe:/a:amazon:linux:libxfont-devel, cpe:/o:amazon:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/AmazonLinux/release, Host/AmazonLinux/rpm-list

パッチ公開日: 2015/9/22

参照情報

CVE: CVE-2015-1802, CVE-2015-1803, CVE-2015-1804

ALAS: 2015-597

RHSA: 2015:1708