Amazon Linux AMI:grep(ALAS-2015-598)

medium Nessus プラグイン ID 86076

概要

リモート Amazon Linux AMI ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

grep が大きなデータの行を解析する方法で、ヒープベースのバッファオーバーフローにつながる整数オーバーフローの欠陥が見つかりました。ユーザーを騙して、特別に細工されたデータファイルで grep を実行させることができる攻撃者が、この欠陥を利用して grep をクラッシュさせたり、 grep を実行しているユーザーの権限で、任意のコードを実行したりする可能性があります。(CVE-2012-5667)

grep が特定のパターンやテキストの組み合わせを処理する方法で、ヒープベースのバッファオーバーフロー欠陥が見つかりました。ユーザーを騙して、特別に細工された入力で grep を実行させることができる攻撃者が、この欠陥を利用して grep をクラッシュさせたり、初期化されていないメモリから読み取ったりすることができます。
(CVE-2015-1345)

ソリューション

「yum update grep」を実行して、システムを更新してください。

参考資料

https://alas.aws.amazon.com/ALAS-2015-598.html

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 86076

ファイル名: ala_ALAS-2015-598.nasl

バージョン: 2.2

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2015/9/23

更新日: 2018/4/18

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.4

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:amazon:linux:grep, p-cpe:/a:amazon:linux:grep-debuginfo, cpe:/o:amazon:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/AmazonLinux/release, Host/AmazonLinux/rpm-list

パッチ公開日: 2015/9/22

参照情報

CVE: CVE-2012-5667, CVE-2015-1345

ALAS: 2015-598

RHSA: 2015:1447