Ubuntu 15.04:linux の脆弱性(USN-2799-1)

medium Nessus プラグイン ID 86789

概要

リモート Ubuntu ホストに 1 つ以上のセキュリティ関連パッチがありません。

説明

特定の状況において、bind がマウントされたロケーション外でディレクトリの名前が変更されるおそれがあることがわかりました。攻撃者がこれを利用し、 bind マウント格納場所をエスケープし、機密情報へのアクセス権を取得するおそれがあります。(CVE-2015-2925)

Moein Ghasemzadeh 氏は、USB WhiteHEAT シリアルドライバーが USB デバイスに関するハードコードされた属性を含んでいたことを発見しました。挿入時に攻撃者が偽の WhiteHEAT USB デバイスを構成し、サービス拒否(システムクラッシュ)を引き起こすおそれがあります。(CVE-2015-5257)。

ソリューション

影響を受ける linux-image-3.19.0-32-generic 、 linux-image-3.19.0-32-generic-lpae、linux-image-3.19.0-32-lowlatency の全てまたはいずれかのパッケージを更新します。

参考資料

https://usn.ubuntu.com/2799-1/

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 86789

ファイル名: ubuntu_USN-2799-1.nasl

バージョン: 2.11

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2015/11/6

更新日: 2021/1/19

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.9

現状値: 5.1

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:linux-image-3.19-generic, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:linux-image-3.19-generic-lpae, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:linux-image-3.19-lowlatency, cpe:/o:canonical:ubuntu_linux:15.04

必要な KB アイテム: Host/cpu, Host/Ubuntu, Host/Ubuntu/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/11/5

脆弱性公開日: 2015/11/16

参照情報

CVE: CVE-2015-2925, CVE-2015-5257

USN: 2799-1