Ubuntu 14.04 LTS: unzip のリグレッション (USN-2788-2)

medium Nessus プラグイン ID 86809

概要

リモート Ubuntu ホストにセキュリティ更新がありません。

説明

USN-2788-1 は unzip の脆弱性を修正しました。セキュリティのパッチの 1 つにより、0 バイトのファイルを展開するときに回帰が発生していました。この更新プログラムにより問題が修正されます。

ご不便をお掛けして申し訳ございません。

unzip がパスワードで保護された特定のアーカイブを不適切に処理していることが、 Gustavo Grieco 氏により発見されました。ユーザーや自動化システムが騙されて、特別に細工された zip アーカイブを開くと、攻撃者が任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2015-7696)

Gustavo Grieco 氏は、unzip が特定の無効な形式のアーカイブを間違って処理していることを発見しました。ユーザーまたは自動化システムが騙されて、特別に細工された zip アーカイブを処理する場合、攻撃者は unzip をハングさる可能性があり、その結果サービス拒否になります。(CVE-2015-7697)。

注意: Tenable Network Security は、前述の説明ブロックをUbuntuセキュリティアドバイザリからすでに直接抽出しています。Tenable では、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受ける unzip パッケージを更新してください。

参考資料

https://ubuntu.com/security/notices/USN-2788-2

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 86809

ファイル名: ubuntu_USN-2788-2.nasl

バージョン: 2.10

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2015/11/10

更新日: 2023/10/23

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2015-7696

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:unzip, cpe:/o:canonical:ubuntu_linux:14.04:-:lts

必要な KB アイテム: Host/cpu, Host/Debian/dpkg-l, Host/Ubuntu, Host/Ubuntu/release

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/11/9

脆弱性公開日: 2015/11/6

参照情報

CVE: CVE-2015-7696, CVE-2015-7697

USN: 2788-2