MS15-116:リモートコードの実行に対応するための Microsoft Office セキュリティ更新(3104540)(Mac OS X)

high Nessus プラグイン ID 86817

概要

リモートの Mac OS X ホストにインストールされているアプリケーションは、複数のリモートコードの実行の脆弱性による影響を受けます。

説明

リモートの Mac OS X ホストにインストールされている Microsoft Office バージョンは、複数の脆弱性の影響を受けます:

- メモリでのオブジェクトの不適切な処理のため、複数のリモートコードの実行の脆弱性が存在します。リモートの攻撃者がこれらの脆弱性を悪用し、ユーザーを騙して特別に細工された Office ファイルを開かせることで、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードが実行される可能性があります。(CVE-2015-6038、 CVE-2015-6094)

- HTML コンテンツのサニタイズが不適切なために、スプーフィングの脆弱性が Microsoft Outlook for Mac に存在します。リモートの攻撃者がこれを悪用して、細工されたメールを介して、コンテンツを偽装したり、あるいは Web サービスの他の脆弱性と攻撃をつなげる可能性があります。(CVE-2015-6123)

ソリューション

Microsoft は、Office for Mac 2011 および Office 2016 for Mac のパッチをリリースしています。

参考資料

https://technet.microsoft.com/library/security/ms15-116

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 86817

ファイル名: macosx_ms15-116_office.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: local

エージェント: macosx

公開日: 2015/11/10

更新日: 2023/2/17

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 8.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:office:2011:mac, cpe:/a:microsoft:office:2016:mac, cpe:/a:microsoft:excel_for_mac:2011, cpe:/a:microsoft:excel_for_mac:2016

必要な KB アイテム: Host/MacOSX/Version

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2015/11/10

脆弱性公開日: 2015/11/10

参照情報

CVE: CVE-2015-6038, CVE-2015-6094, CVE-2015-6123

IAVA: 2015-A-0272-S

MSFT: MS15-116

MSKB: 3102924, 3102925