MS15-122:セキュリティ機能バイパスに対処するための Kerberos のセキュリティ更新(3105256)

medium Nessus プラグイン ID 86828

概要

リモート Windows ホストは、セキュリティ機能バイパスの脆弱性による影響を受けます。

説明

リモート Windows ホストは、ワークステーションへのユーザーのサインインのパスワード変更のチェック失敗による Kerberos のセキュリティ機能バイパスの影響を受けます。リモートの攻撃者が、ワークステーションを悪意のある Kerberos Key Distribution Center(KDC)へ接続させることによって、この脆弱性を悪用し、BitLocker によって保護されているドライブを復号化する可能性があります。

注意:この脆弱性を悪用できるのは、ターゲットシステムで PIN や USB キーなしで BitLocker が有効になっていて、コンピューターがドメインに参加している場合だけです。

ソリューション

Microsoft は、Windows Vista、2008、7、2008 R2、8、RT、2012、 8.1、RT 8.1、2012 R2、10 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

http://www.nessus.org/u?a5f58ee1

http://www.nessus.org/u?34a741e7

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 86828

ファイル名: smb_nt_ms15-122.nasl

バージョン: 1.11

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2015/11/10

更新日: 2021/6/4

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.0

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.9

現状値: 3.6

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:N/I:C/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2015-6095

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/11/10

脆弱性公開日: 2015/11/10

参照情報

CVE: CVE-2015-6095

BID: 77475

IAVA: 2015-A-0278

MSFT: MS15-122

MSKB: 3101246, 3105211, 3105213