自己報告されたバージョンによると、リモートホストで実行されている Cisco Web Security Appliance（WSA）は、次の脆弱性の影響を受けます：

- TCP 接続を終了するためにデータをプロキシサーバーから取得するときの、メモリオブジェクト解放の失敗のために、サービス拒否の脆弱性が存在します。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用して、多数のプロキシ接続を開くことで、メモリを消耗させ、WSA がトラフィックを渡せなくする可能性があります。(CVE-2015-6292)

- ファイル範囲を要求された際にメモリの解放に失敗することにより、サービス拒否の脆弱性が存在します。
 認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用して、ファイル範囲を要求する複数の接続を開くことで、メモリを消耗させ、WSA がトラフィックを渡せなくする可能性があります。(CVE-2015-6293)

- Web インターフェイスの影響を受けるスクリプトに渡されるパラメーターの検証が不適切なために、証明書生成プロセスに欠陥が存在します。認証されたリモートの攻撃者がこれを悪用して、パラメーターへの細工された引数を介して、root レベルの権限でシステムで任意のコマンドを実行する可能性があります。(CVE-2015-6298)

- 高レートで送信される TCP パケットの不適切な処理による、サービス拒否の脆弱性が存在します。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用して、利用可能なメモリを全て枯渇させ、これ以上 TCP 接続を許可できないようにする可能性があります。(CVE-2015-6321)

検出

Cisco Web Security Appliance の複数の脆弱性

critical Nessus プラグイン ID 86916

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