Knot DNS < 1.6.3 複数の脆弱性

high Nessus プラグイン ID 87598

概要

リモート DNS サーバーは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートホストは、1.6.3 以前のバージョンの Knot DNS を実行しています。したがって、以下の複数の脆弱性による影響を受けます:

- knot_rrset_rr_to_canonical() 関数に領域外読み取りエラーが存在します。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用して、特別に細工されたパケットを介して、機密情報の漏洩またはサービス拒否を引き起こす可能性があります。(OSVDB 120485)

- 生成元ドメイン名の処理が不適切なために、ゼロパーサーに領域外読み取りのエラーが存在します。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用して、特別に細工された領域を介して、機密情報の漏洩またはサービス拒否を引き起こす可能性があります。(OSVDB 120486)

- rdata_seek() 関数に領域外読み取りエラーが存在します。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用して、特別に細工されたパケットを介して、機密情報の漏洩またはサービス拒否を引き起こす可能性があります。(OSVDB 120487)

ソリューション

Knot DNS バージョン 1.6.3 以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://gitlab.labs.nic.cz/users/sign_in

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 87598

ファイル名: knot_dns_1_6_3.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: remote

ファミリー: DNS

公開日: 2015/12/22

更新日: 2019/1/2

設定: パラノイドモードの有効化

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 8.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:N/A:C

脆弱性情報

CPE: x-cpe:/a:cz.nic:knot_dns

必要な KB アイテム: Settings/ParanoidReport, knot_dns/proto

パッチ公開日: 2015/4/8

脆弱性公開日: 2015/4/8