SUSE SLED11 / SLES11 セキュリティ更新： grub2 （SUSE-SU-2015:2385-1）
medium Nessus プラグイン ID 87668
Language:
概要
リモート SuSE ホストに１つ以上のセキュリティ更新がありません。説明
grub2 のこの更新は次の修正を提供します。ユーザー名とパスワードの読み取り時のバッファオーバーフローのセキュリティ問題が修正されました（bsc#956631、CVE-2015-8370）
以下のバグも修正されました。
- ユーザー名およびパスワードを読み込む際のバッファオーバーローを修正します。
（bsc#956631、CVE-2015-8370）
- btrfs のスナップショット上にインストールされたシステムに対して、 PV Xen ゲストの grub.cfg 検索パスリストを拡張します。（bsc#946148、bsc#952539）
- boot パーティションに grub.xen config 検索パスを追加します。
（bsc#884828）
- grub.xen に linux16 および initrd16 を追加します。（bsc#884830）
注意：Tenable Network Security は、前述の記述ブロックを SUSE セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenable では、できる限り新たな問題を持ち込まないように、自動的に整理して書式設定するようにしています。
ソリューション
この SUSE セキュリティ更新をインストールするには、YaST online_update を使用してください。または、お使いの製品用に一覧になったコマンドを実行することも可能です。
SUSE Linux Enterprise Server 11-SP4：
zypper in -t patch slessp4-grub2-12288=1
SUSE Linux Enterprise Desktop 11-SP4：
zypper in -t patch sledsp4-grub2-12288=1
SUSE Linux Enterprise Debuginfo 11-SP4：
zypper in -t patch dbgsp4-grub2-12288=1
お使いのシステムを最新の状態にするには、「zypper パッチ」を使用してください。
参考資料
https://bugzilla.suse.com/show_bug.cgi?id=884828
https://bugzilla.suse.com/show_bug.cgi?id=884830
https://bugzilla.suse.com/show_bug.cgi?id=946148
https://bugzilla.suse.com/show_bug.cgi?id=952539
https://bugzilla.suse.com/show_bug.cgi?id=954592
https://bugzilla.suse.com/show_bug.cgi?id=956631
プラグインの詳細
深刻度: Medium
ID: 87668
ファイル名: suse_SU-2015-2385-1.nasl
バージョン: 2.7
タイプ: local
エージェント: unix
ファミリー: SuSE Local Security Checks
公開日: 2015/12/30
更新日: 2021/1/6
サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 6.7
CVSS v2
リスクファクター: Medium
基本値: 6.9
現状値: 5.1
ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C
脆弱性情報
CPE: p-cpe:/a:novell:suse_linux:grub2-x86_64-efi, p-cpe:/a:novell:suse_linux:grub2-x86_64-xen, cpe:/o:novell:suse_linux:11
必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/cpu, Host/SuSE/release, Host/SuSE/rpm-list
エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available
パッチ公開日: 2015/12/29
脆弱性公開日: 2015/12/16
参照情報
CVE: CVE-2015-8370