PowerDNS Authoritative Server 3.4.4 / 3.4.5 / 3.4.6 プロセスパケット処理の DoS

medium Nessus プラグイン ID 87947

概要

リモートのネームサーバーは、サービス拒否の脆弱性の影響を受けます。

説明

自己報告されたバージョン番号によると、リモートホストでリッスンしている PowerDNS Authoritative Server は、バージョン 3.4.4、3.4.5、または 3.4.6 です。このため、無効な形式のパケットを処理する際に引き起こされるアサーション欠陥により、サービス拒否の脆弱性の影響を受けます。認証されていないリモートの攻撃者が、この脆弱性を悪用して、細工されたクエリパケットを介して、サーバーをクラッシュさせる可能性があります。

Nessus はこの問題を悪用しようとしていませんが、代わりにアプリケーションの自己報告バージョン番号のみに依存していますので注意してください。
また、Nessus がパッチの存在をチェックしていませんでした。

ソリューション

PowerDNS Authoritative Server 3.4.7 以降にアップグレードしてください。
または、ベンダーのアドバイザリで言及されているパッチを適用してください。

参考資料

https://doc.powerdns.com/md/security/powerdns-advisory-2015-03/

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 87947

ファイル名: powerdns_authoritative_3_4_7.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: remote

ファミリー: DNS

公開日: 2016/1/15

更新日: 2019/11/19

設定: パラノイドモードの有効化

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2015-5311

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:powerdns:powerdns, cpe:/a:powerdns:authoritative

必要な KB アイテム: Settings/ParanoidReport, pdns/version_full, pdns/version_source, pdns/type

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/11/3

脆弱性公開日: 2015/11/9

参照情報

CVE: CVE-2015-5311

BID: 77522