Apple TV < 9.1.1 の複数の脆弱性
high Nessus プラグイン ID 88418
Language:
概要
複数の脆弱性がリモートディバイスに影響を与えています。説明
バナーによると、Apple TV リモートデバイスが、9.1.1 より前のバージョンです。したがって、次の脆弱性の影響を受けます：- 無効な値を不適切に処理しているため、バンドルされた libxslt ライブラリに型の取り違え（Type Confusion）エラーが存在します。攻撃者がこれを悪用して、アプリケーションをクラッシュさせ、サービス拒否状態を引き起こす可能性があります。
（CVE-2015-7995）
- ディスクイメージを処理する際に、ユーザー指定の入力を不適切に検証しているため、メモリ破損の問題が存在します。ローカルの攻撃者がこれを悪用し、サービス拒否状態や任意のコードの実行を引き起こす可能性があります。（CVE-2016-1717）
- ユーザー指定の入力を不適切に検証しているため、IOHIDFamily API に use-after-free エラーが存在します。ローカルの攻撃者が、これを悪用して、既に解放されているメモリを逆参照することで、サービス拒否状態または任意のコードの実行を引き起こす可能性があります。（CVE-2016-1719）
- ユーザー指定の入力を不適切に検証しているため、IOKit にメモリ破損の問題が存在します。ローカルの攻撃者がこれを悪用し、サービス拒否状態や任意のコードの実行を引き起こす可能性があります。
（CVE-2016-1720）
- ユーザー指定の入力を不適切に検証しているため、カーネルにメモリ破損の問題が存在します。ローカルの攻撃者がこれを悪用し、サービス拒否状態や任意のコードの実行を引き起こす可能性があります。
（CVE-2016-1721）
- ユーザー指定の入力を不適切に検証しているため、add_lockdown_session() 関数にオーバーフロー状態が存在します。リモートの攻撃者がこれを悪用して、ヒープベースのバッファオーバーフローを引き起こすことで、サービス拒否状態または任意のコードの実行を引き起こす可能性があります。（CVE-2016-1722）
- ユーザー指定入力の不適当な検証により、WebKit に複数の詳細不明なメモリ破損の問題が存在します。リモートの攻撃者がこれを悪用し、サービス拒否状態や任意のコードの実行を引き起こすおそれがあります。
（CVE-2016-1724、CVE-2016-1727）
ソリューション
Apple TV バージョン 9.1.1 以降にアップグレードしてください。注意：この更新は第 4 世代モデルでのみ利用可能です。参考資料
プラグインの詳細
深刻度: High
ID: 88418
ファイル名: appletv_9_1_1.nasl
バージョン: 1.13
タイプ: remote
ファミリー: Misc.
公開日: 2016/1/27
更新日: 2018/12/14
サポートされているセンサー: Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 6.7
CVSS v2
リスクファクター: High
基本値: 9.3
現状値: 7.3
ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C
CVSS スコアのソース: CVE-2016-1727
CVSS v3
リスクファクター: High
基本値: 8.8
現状値: 7.9
ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C
脆弱性情報
CPE: cpe:/a:apple:apple_tv
必要な KB アイテム: AppleTV/Version, AppleTV/Model, AppleTV/URL, AppleTV/Port
エクスプロイトが利用可能: true
エクスプロイトの容易さ: Exploits are available
パッチ公開日: 2016/1/14
脆弱性公開日: 2016/1/14
参照情報
CVE: CVE-2015-7995, CVE-2016-1717, CVE-2016-1719, CVE-2016-1720, CVE-2016-1721, CVE-2016-1722, CVE-2016-1724, CVE-2016-1727
BID: 77325
APPLE-SA: APPLE-SA-2016-01-25-1