Oracle Linux 7:polkit(ELSA-2016-0189)

medium Nessus プラグイン ID 88780

概要

リモート Oracle Linux ホストに、1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

Red Hat セキュリティアドバイザリ 2016:0189 から:

1 つセキュリティ問題を修正する更新済みの polkit パッケージが、Red Hat Enterprise Linux 7 で現在利用可能です。

Red Hat 製品セキュリティは、この更新がセキュリティに及ぼす影響を重要度中として評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System(CVSS)ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。

PolicyKit は、承認を規定して処理するためのツールキットです。

polkit が認証リクエストを処理する方法で、サービス拒否の欠陥が見つかりました。ローカルの権限のないユーザーが悪意のあるリクエストを polkit に送信し、これによって polkit デーモンにそのメモリを破損させてクラッシュさせる可能性があります。(CVE-2015-3256)

polkit の全ユーザーは、バックポートされたパッチが含まれるこれらの更新済みパッケージへアップグレードし、この問題を修正する必要があります。この更新を有効にするには、システムを再起動する必要があります。

ソリューション

影響を受ける polkit パッケージを更新してください。

参考資料

https://oss.oracle.com/pipermail/el-errata/2016-February/005788.html

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 88780

ファイル名: oraclelinux_ELSA-2016-0189.nasl

バージョン: 2.6

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2016/2/17

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.6

現状値: 3.4

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:oracle:linux:polkit, p-cpe:/a:oracle:linux:polkit-devel, p-cpe:/a:oracle:linux:polkit-docs, cpe:/o:oracle:linux:7

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/OracleLinux

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2016/2/16

脆弱性公開日: 2015/10/26

参照情報

CVE: CVE-2015-3256

RHSA: 2016:0189