Fortinet FortiOS 5.2.x < 5.2.3 複数の XSS

medium Nessus プラグイン ID 88841

概要

複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性で、リモートホストが影響を受けます。

説明

リモートのFortiGateデバイスは、5.2.3より前の5.2.xのバージョンのFortiOSを実行しています。このため、複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性に影響を受けます。

- ユーザーグループと vpn テンプレートメニューへのユーザー指定の入力の不適切な検証により、複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。攻撃者はこれらの脆弱性を悪用して、特別に細工されたリクエストを通じて、ユーザーのブラウザセッションで任意のスクリプトコードを実行する可能性があります。(CVE-2014-8616)

- ユーザー指定の入力の不適切な検証により、sslvpn ログインページにクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。攻撃者がこれを悪用して、巧妙に作りこまれたリクエストを通じて、ユーザーのブラウザセッションで任意のスクリプトコードを実行できます。(CVE-2015-1880)

ソリューション

Fortinet FortiOSをバージョン5.2.3以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://fortiguard.com/psirt/FG-IR-15-005

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 88841

ファイル名: fortios_FG-IR-15-005.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

ファミリー: Firewalls

公開日: 2016/2/18

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.0

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

現状値: 3.2

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:P/A:N

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:fortinet:fortios

必要な KB アイテム: Host/Fortigate/model, Host/Fortigate/version

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/2/25

脆弱性公開日: 2015/2/25

参照情報

CVE: CVE-2014-8616, CVE-2015-1880

BID: 72562, 74652