リモート AIX ホストに、以下の脆弱性による影響を受けるバージョンの libxml2 がインストールされています：

- 無効な入力の解析を適切に停止できないため、ヒープベースのバッファオーバーフローの状態が parser.c ファイルの xmlParseEntityDecl() と xmlParseConditionalSections() の関数に存在します。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用し、特別に細工された XML データを通じてサービス拒否状態を引き起こしたり、機密メモリコンテンツを漏洩したりする可能性があります。
 （CVE-2015-7941）

- 中間エンティティを適切にスキップできないため、ヒープベースのバッファオーバーフローの状態が parser.c ファイルの xmlParseConditionalSections() の関数に存在します。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用し、特別に細工された XML データを通じてサービス拒否状態を引き起こす可能性があります。（CVE-2015-7942）

- 境界検査が不適切なために、xmlNextChar() 関数にバッファオーバーフロー状態が存在します。ローカルの攻撃者がこれを悪用して、無効な形式の XML ファイルを通じて、サービス拒否状態や任意のコード実行を引き起こす可能性があります。（CVE-2015-8241）

検出

AIX 6.1 TL 9：libxml2（IV80588）

medium Nessus プラグイン ID 88883

バージョン 2.9