Cisco ACE 4710 デバイスマネージャー GUI リモートコマンド注入の脆弱性(cisco-sa-20160224-ace)

high Nessus プラグイン ID 89690

概要

リモートデバイスは、リモートコマンド注入の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートの Cisco ACE 4710 デバイスにインストールされている Cisco Application Control Engine(ACE)ソフトウェアは、A5(3.0)より前の A5 バージョンです。このため、HTTP POST リクエストでユーザー指定の入力を不適切に検証しているため、デバイスマネージャー GUI でリモートコマンド注入の脆弱性の影響を受けます。認証されたリモートの攻撃者が、これを悪用して、ロールベースのアクセス制御(RBAC)の制限をバイパスし、「admin」権限で CLI コマンドを実行する可能性があります。

ソリューション

Cisco ACE バージョン A5(3.1) 以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?6bd62857

https://tools.cisco.com/bugsearch/bug/CSCul84801

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 89690

ファイル名: cisco-sa-20160224-ace.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

ファミリー: CISCO

公開日: 2016/3/4

更新日: 2019/11/20

設定: パラノイドモードの有効化

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9

現状値: 6.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:S/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2016-1297

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

現状値: 7.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:cisco:application_control_engine_software

必要な KB アイテム: Settings/ParanoidReport, Host/Cisco/ACE/Version, Host/Cisco/ACE/Model

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2014/10/1

脆弱性公開日: 2016/2/24

参照情報

CVE: CVE-2016-1297

BID: 83390

CISCO-SA: cisco-sa-20160224-ace

IAVA: 2016-A-0057

CISCO-BUG-ID: CSCul84801