HP Operations Orchestration 10.x < 10.51 の Java オブジェクト逆シリアル化の RCE

critical Nessus プラグイン ID 90099

概要

リモートコードの実行の脆弱性は、リモートホストに影響を与えます。

説明

リモートホストにインストールされている HP Operations Orchestration のバージョンは、10.51 より前の 10.x です。このため、リモートコードの実行の脆弱性による影響を受けます。この原因は、Apache Commons Collections(ACC)ライブラリへの認証されていない Java オブジェクトの逆シリアル化呼び出しが安全ではないためです。認証されていないリモートの攻撃者はこれを悪用し、細工されたシリアル化 Java オブジェクトを送信することにより、ターゲットホストで任意のコードを実行する可能性があります。

ソリューション

HP Operations Orchestration バージョン 10.51 またはそれ以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?140fc076

http://www.nessus.org/u?9c6d83db

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 90099

ファイル名: hp_operations_orchestration_hpsbgn03560.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses

公開日: 2016/3/23

更新日: 2019/11/20

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 8.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2016-1997

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 8.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:hp:operations_orchestration

必要な KB アイテム: installed_sw/HP Operations Orchestration

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2016/3/16

脆弱性公開日: 2015/1/28

参照情報

CVE: CVE-2016-1997

BID: 85006

CERT: 576313

HP: HPSBGN03560, PSRT110056, emr_na-c05050545