Microsoft DNS サーバーインバースクエリのバッファオーバーリード

medium Nessus プラグイン ID 90149

概要

リモートホストで実行されている DNS サーバーでインバースクエリが有効になっています。

説明

リモートホストで実行されている Microsoft DNS サーバーで、インバースクエリの機能が有効にされています。このため、インバースクエリパケットのリソースレコードを適切に解析していないため、dns.exe!answerIQuery() 関数のバッファオーバーリードのエラーによる影響を受けます。認証されていないリモートの攻撃者が、これを悪用して、サービス拒否を引き起こしたり、機密情報を漏洩したりする可能性があります。

ソリューション

Windows REG_DWORD レジストリキー「HKLM\System\CurrentControlSet\Services\DNS\Parameters\ EnableIQueryResponseGeneration」を削除するか、ゼロに設定します。

参考資料

https://www.tenable.com/security/research/tra-2016-03

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 90149

ファイル名: ms_dns_iquery_buffer_overread.nasl

バージョン: 1.3

タイプ: remote

ファミリー: DNS

公開日: 2016/3/24

更新日: 2019/11/19

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4

現状値: 3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:H/Au:N/C:P/I:N/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

脆弱性公開日: 2016/3/23

参照情報

CVE: CVE-2016-82007