MS16-047: SAM および LSAD リモートプロトコル用のセキュリティ更新(3148527)(Badlock)(uncredentialed check)

medium Nessus プラグイン ID 90510

概要

リモートのWindowsホストは、権限昇格の脆弱性による影響を受けます。

説明

リモートの Windows ホストは、Security Account Manager(SAM)および Local Security Authority(ドメインポリシー)(LSAD)プロトコルにおける権限昇格の脆弱性による影響を受けます。これは、リモートプロシージャコール(RPC)チャネルでの認証レベルの不適切なネゴシエーションが原因です。SAM データベースをホストしているクライアントとサーバー間の通信を傍受できる中間者攻撃者がこれを悪用して認証レベルをダウングレードさせる可能性があります。これにより、攻撃者は認証されたユーザーになりすまし、SAM データベースにアクセスすることが可能です。

ソリューション

MicrosoftはWindows Vista、2008、7、2008 R2、2012、8.1、RT 8.1、2012 R2、10用の一連のパッチをリリースしました。

参考資料

http://www.nessus.org/u?52ade1e9

http://badlock.org/

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 90510

ファイル名: ms16-047.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: remote

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2016/4/13

更新日: 2019/7/23

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.0

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5.8

現状値: 4.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2016-0128

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5.9

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: Services/DCE/12345778-1234-abcd-ef00-0123456789ac

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2016/4/12

脆弱性公開日: 2016/3/23

参照情報

CVE: CVE-2016-0128

BID: 86002

CERT: 813296

IAVA: 2016-A-0093

MSFT: MS16-047

MSKB: 3147458, 3147461, 3148527, 3149090