HP System Management Homepage(SMH)AddXECertにおけるリモートのDoS

low Nessus プラグイン ID 90624

概要

リモートのWebサーバーは、サービス拒否脆弱性の影響を受けます。

説明

/proxy/AddXECertを通じてアップロードされた証明書のコモンネームが不適切に処理されているため、リモートWebサーバーで実行されているHP System Management Homepage(SMH)アプリケーションが、サービス拒否の脆弱性の影響を受けます。認証されていないリモートの攻撃者が、細工された証明書を通じて、これを悪用して、サービス拒否状態を引き起こす可能性があります。

悪用を成功させるには、「トラストモード」設定を「すべてをトラスト」に設定し「IP制限ログイン」設定を攻撃者がSMHにアクセスできるように設定し、「Kerberos許可(Windowsのみ)」設定を無効にする必要があります。

注意:このプラグインは証明書をリモートSMHサーバーにアップロードしようとします。証明書は<SMH_INSTALLATION_DIR>/certs/に保存されます。Nessusは後ほど証明書を削除しようとします。Nessusが証明書を削除できない場合は、ユーザーがそれを削除することが推奨されます。アップロードされた証明書はSMH Web GUIのSettings->SMH->Security->Trusted Management Serversに表示され、ユーザーはこれを利用することで証明書を削除できます。

さらに、Nessusはテストしていませんが、リモートホストで実行中のSMHは、その他の脆弱性の影響も受けることが報告されています。

ソリューション

HP System Management Homepage(SMH)バージョン7.5.4以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?d91095a9

プラグインの詳細

深刻度: Low

ID: 90624

ファイル名: hpsmh_addcert_bad_cn.nasl

バージョン: 1.3

タイプ: remote

ファミリー: Web Servers

公開日: 2016/4/21

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

CVSS v2

リスクファクター: Low

基本値: 2.6

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:H/Au:N/C:N/I:N/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:hp:system_management_homepage

必要な KB アイテム: www/hp_smh, www/compaq

パッチ公開日: 2016/3/15

脆弱性公開日: 2016/3/15

参照情報

HP: HPSBMU03546, emr_na-c05045763