Oracle WebLogic Serverの複数の脆弱性(2016年4月CPU)

critical Nessus プラグイン ID 90679

概要

リモートホストにインストールされているアプリケーションサーバーは、複数の脆弱性による影響を受けます。

説明

リモートホストにインストールされている Oracle WebLogic Server のバージョンは、複数の脆弱性による影響を受けます。

- readExternal() 関数内の Java Messaging Service サボコンポーネントに、ユーザー指定の入力が適切にサニタイズされていないため、リモートコード実行の脆弱性が存在します。認証されていないリモートの攻撃者は、これを悪用して、細工されたオブジェクトペイロードを通じて、ClassFilter.classブラックリストをバイパスし、任意のJavaコードを実行する可能性があります。(CVE-2016-0638)

Consoleサブコンポーネントに複数の詳細不明な脆弱性が存在するため、リモートの攻撃者は、機密性と整合性に影響を与えることが可能です。(CVE-2016-0675、CVE-2016-0696、CVE-2016-0700、CVE-2016-3416)

- Core Componentsサブコンポーネントに詳細不明な脆弱性が存在するため、リモートの攻撃者は、整合性に影響を与えることが可能です。(CVE-2016-0688)

ソリューション

April 2016 Oracle Critical Patch Updateアドバイザリに従い、適切なパッチを適用してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?ffb7b96f

https://www.tenable.com/security/research/tra-2016-09

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 90679

ファイル名: oracle_weblogic_server_cpu_apr_2016.nbin

バージョン: 1.411

タイプ: local

エージェント: windows, macosx, unix

ファミリー: Misc.

公開日: 2016/4/22

更新日: 2024/4/23

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 5.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2016-0638

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 8.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:oracle:fusion_middleware, cpe:/a:oracle:weblogic_server

必要な KB アイテム: installed_sw/Oracle WebLogic Server

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2016/4/19

脆弱性公開日: 2016/4/19

参照情報

CVE: CVE-2016-0638, CVE-2016-0675, CVE-2016-0688, CVE-2016-0696, CVE-2016-0700, CVE-2016-3416