Oracle Application Testing Suite の Java オブジェクト逆シリアル化の RCE(2016 年 4 月 CPU)

critical Nessus プラグイン ID 90859

概要

リモートホストに、リモートコード実行の脆弱性の影響を受ける Web アプリケーションがインストールされています。

説明

リモートホストにインストールされているバージョンの Oracle Application Testing Suite は、Apache Commons Collections(ACC)ライブラリへの認証されていない Java オブジェクトの逆シリアル化コールが安全ではないため、リモートコード実行の脆弱性の影響を受けます。認証されていないリモートの攻撃者が、細工された SOAP リクエストを送信することによりこれを悪用し、ターゲットホスト上で任意のコードを実行する可能性があります。

ソリューション

April 2016 Oracle Critical Patch Update アドバイザリに従い、適切なパッチを適用してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?ffb7b96f

http://www.nessus.org/u?9c6d83db

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 90859

ファイル名: oracle_oats_cpu_apr_2016.nasl

バージョン: 1.16

タイプ: local

エージェント: windows, macosx, unix

ファミリー: Misc.

公開日: 2016/5/3

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 8.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2015-7501

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 9.1

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:F/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:oracle:application_testing_suite

必要な KB アイテム: installed_sw/Oracle Application Testing Suite

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2016/4/19

脆弱性公開日: 2015/1/28

エクスプロイト可能

CANVAS (CANVAS)

参照情報

CVE: CVE-2015-7501

BID: 78215

CERT: 576313