libxml2 のこの更新は 2 つのセキュリティ問題を修正します。

- libxml2 は、XML ドキュメントが包含可能な回帰の数を制限して、「Billion Laughs」サービスサービス拒否攻撃から保護します。残念なことに、基底にあるカウンターは、すべての必要な場所で適切に増分されませんでした。このため、特別に細工された XML ドキュメントが、再帰の限度に到達せずに、使用可能な全スタック空間を使い果たして、XML パーサーをクラッシュさせる可能性がありました。
 この脆弱性は修正されました。（bsc#975947）

- リカバリモードで実行する際に、特定の無効な XML ドキュメントが libxml2 で無限再帰を誘発して、全スタック空間を使い果たす可能性があります。この脆弱性は、サービス拒否攻撃を実行するために使用可能でした。（CVE-2016-3627、bsc#972335）

注意：Tenable Network Security は、前述の記述ブロックを SUSE セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenable では、できる限り新たな問題を持ち込まないように、自動的に整理して書式設定するようにしています。

検出

SUSE SLES11 セキュリティ更新： libxml2 （SUSE-SU-2016:1205-1）

high Nessus プラグイン ID 90886

変更ログが見つかりません