OpenSSL 1.0.1 < 1.0.1o における ASN.1 エンコーダーの負のゼロ値処理の RCE

critical Nessus プラグイン ID 90888

概要

リモートサービスは、リモートコード実行脆弱性の影響を受けます。

説明

バナーによると、リモートホストで 1.0.1o より前のバージョンの OpenSSL 1.0.1 が実行されています。そのため、負の整数として表示されているゼロの値をエンコードしようとする場合に発生するアンダーフロー状態による、ASN.1 エンコーダーにおけるリモートコードの実行の脆弱性の影響を受けます。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用し、メモリを破損させ、任意のコードを実行する可能性があります。

ソリューション

OpenSSL バージョン 1.0.1o 以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://www.openssl.org/news/secadv/20160503.txt

https://www.openssl.org/news/cl101.txt

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 90888

ファイル名: openssl_1_0_1o.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: combined

エージェント: windows, macosx, unix

ファミリー: Web Servers

公開日: 2016/5/4

更新日: 2023/8/21

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 7.4

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2016-2108

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 8.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:openssl:openssl

必要な KB アイテム: installed_sw/OpenSSL

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/6/11

脆弱性公開日: 2016/5/3

参照情報

CVE: CVE-2016-2108

BID: 89752