OpenSSH　用のこの更新は 3 つのセキュリティ問題を修正します。

これらのセキュリティの問題が修正されました：

- CVE-2016-3115：xauth(1) の入力をサニタイズ（bsc#970632）

- CVE-2016-1908：X11 接続を転送する際に X11 SECURITY 迂回を防止（bsc#962313）

- CVE-2015-8325：ログイン使用時に PAM 環境を無視（bsc#975865）

以下のセキュリティ以外の問題が、修正されました。

- sftp のヘルプ出力を修正（bsc#945493）

- openssh-fips がインストールされた openssh の再起動が正しく機能しない（bsc#945484）

- chroot で /proc が利用できない場合のクラッシュを修正（bsc#947458）

- GSSAPI KEX アルゴリズムを適切に解析（bsc#961368）

- README.FIPS 内の FIPS モード/CC 関連のドキュメントをより詳細にしました（bsc#965576, bsc#960414）

- PRNG の再シードを修正（bsc#960414、bsc#729190）

- 2048 ビット下の DH パラメーターをデフォルトで無効化し、オプションを通して RFC 4419 指定の最小まで制限を下げました（bsc#932483、bsc#948902）

注意：Tenable Network Security は、前述の記述ブロックを SUSE セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenable では、できる限り新たな問題を持ち込まないように、自動的に整理して書式設定するようにしています。

検出

SUSE SLED12 / SLES12 セキュリティ更新：openssh（SUSE-SU-2016:1386-1）

critical Nessus プラグイン ID 91318

変更ログが見つかりません