GD ライブラリが、XPM 画像内の特定のカラーテーブルを不適切に処理することが判明しました。ユーザーまたは自動システムが騙されて、特別に細工された XPM イメージを処理した場合、攻撃者がサービス拒否を引き起こす可能性があります。この問題の影響を受けるのは、Ubuntu 12.04 LTSとUbuntu 14.04 LTS のみです。(CVE-2014-2497) 

GD ライブラリが特定の無効な形式の GIF イメージを不適切に処理していることが判明しました。ユーザーまたは自動システムが騙されて、特別に細工された GIF 画像を処理した場合、攻撃者がサービス拒否を引き起こす可能性があります。この問題の影響を受けるのは、Ubuntu 12.04 LTSとUbuntu 14.04 LTS のみです。(CVE-2014-9709) 

GD ライブラリが gdImageFillToBorder() を使用する際に、メモリを不適切に処理することが判明しました。リモートの攻撃者がこの問題を悪用し、サービス拒否を引き起こす可能性があります。(CVE-2015-8874)

GD ライブラリが gdImageScaleTwoPass() を使用する際に、メモリを不適切に処理していることが判明しました。リモートの攻撃者がこの問題を悪用し、サービス拒否を引き起こす可能性があります。この問題により影響を受けるのは、Ubuntu 14.04 LTS、Ubuntu、15.10Ubuntu 16.04 LTS のみです。(CVE-2015-8877)

Hans Jerry Illikainen　氏は、GD ライブラリが特定の無効な形式の GD 画像を不適切に処理することを発見しました。ユーザーまたは自動化システムが騙されて、特別に細工された GD 画像を処理した場合、攻撃者がサービス拒否を引き起こしたり、任意のコードを実行したりする可能性があります。
(CVE-2016-3074)。

注意: Tenable Network Security は、前述の説明ブロックを Ubuntu セキュリティアドバイザリからすでに直接抽出しています。Tenable では、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

検出

Ubuntu 14.04 LTS / 16.04 LTS : GDライブラリの脆弱性 (USN-2987-1)

critical Nessus プラグイン ID 91423

バージョン 2.14