setroubleshoot-plugins パッケージには、setroubleshoot と共に使用するための一連の解析プラグインが備わっています。各プラグインには、SELinux AVC データとシステムデータを解析する機能があり、SELinux AVC 拒否を解釈する方法を記述したユーザーフレンドリなレポートを提示します。

セキュリティ修正：

- setroubleshoot が外部コマンドを実行する方法で、シェルコマンド注入の欠陥が見つかりました。特定の SELinux 拒否を誘発できるローカルの攻撃者が、これらの欠陥を利用して、root 権限で任意のコードを実行する可能性があります。（CVE-2016-4445、CVE-2016-4989）

- setroubleshoot の allow_execmod プラグインと allow_execstack プラグインが外部コマンドを実行する方法で、シェルコマンド注入の欠陥が見つかりました。execmod または execstack の SELinux 拒否を誘発できるローカルの攻撃者が、これらの欠陥を利用して、root 権限で任意のコードを実行する可能性があります。（CVE-2016-4444、CVE-2016-4446）

CVE-2016-4444 および CVE-2016-4446 の問題が Milos Malik 氏（Red Hat）、CVE-2016-4445 および CVE-2016-4989 の問題が Red Hat Product Security によって発見されました。

検出

Scientific Linux セキュリティ更新：SL6.x i386/x86_64 の setroubleshoot および setroubleshoot-plugins

high Nessus プラグイン ID 91806

変更ログが見つかりません