IBM Tivoli Storage Manager クライアントにおけるシンボリックリンクのクロスユーザーの情報漏洩

low Nessus プラグイン ID 91981

概要

リモート Linux ホストにインストールされているクライアントアプリケーションは、ローカルの情報漏洩の脆弱性による影響を受けます。

説明

リモート Linux ホストにインストールされている IBM Tivoli Storage Manager クライアントのバージョンは、6.3.2.6 より前の 5.5.x、6.4.3.3 より以前の 6.4.x、または 7.1.6 より以前の 7.1.x です。したがって、一時ファイルをセキュリティ保護せずに作成しているため、情報漏洩の脆弱性による影響を受けます。ローカルの攻撃者が、アーカイブや取得のアクション中に作成されたシンボリックリンクを通じて、これを悪用し、任意のアカウントからデータを漏洩する可能性がああります。

ソリューション

Tivoli Storage Manager クライアント 6.3.2.6 / 6.4.3.3 / 7.1.6 またはそれ以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21985579

プラグインの詳細

深刻度: Low

ID: 91981

ファイル名: tivoli_storage_manager_client_716.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: unix

ファミリー: Misc.

公開日: 2016/7/8

更新日: 2021/10/25

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 1.4

CVSS v2

リスクファクター: Low

基本値: 2.1

現状値: 1.6

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:P/I:N/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2016-2894

CVSS v3

リスクファクター: Low

基本値: 2.5

現状値: 2.2

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:H/PR:L/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:ibm:tivoli_storage_manager_client

必要な KB アイテム: installed_sw/Tivoli Storage Manager Client

除外される KB アイテム: SMB/Registry/Enumerated

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2016/6/29

脆弱性公開日: 2016/6/29

参照情報

CVE: CVE-2016-2894

BID: 91534