Scientific Linux セキュリティ更新:SL5.x、SL6.x i386/x86_64 の httpd

high Nessus プラグイン ID 92403

概要

リモート Scientific Linux ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

セキュリティ修正:

- CGI スクリプトの HTTP_PROXY 環境変数を初期化するために、httpd が HTTP リクエストからの Proxy ヘッダーの値を使用していることが判明しました。これは、発信 HTTP リクエストのプロキシを構成するために、特定の HTTP クライアント実装により引き続き不適切に利用されていました。リモートの攻撃者が、この欠陥を利用して、悪意のある HTTP リクエストを通じて、CGI スクリプトにより実行される HTTP リクエストを、攻撃者が制御するプロキシにリダイレクトする可能性があります。
(CVE-2016-5387)

注:この更新後は、httpd は HTTP_PROXY 環境変数を通じて Proxy リクエストヘッダーの値をスクリプトに渡さなくなります。

ソリューション

影響を受けるパッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?fd31625f

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 92403

ファイル名: sl_20160718_httpd_on_SL5_x.nasl

バージョン: 2.10

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2016/7/19

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:H/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.1

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:httpd, p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:httpd-debuginfo, p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:httpd-devel, p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:httpd-manual, p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:httpd-tools, p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:mod_ssl, x-cpe:/o:fermilab:scientific_linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

パッチ公開日: 2016/7/18

脆弱性公開日: 2016/7/19

参照情報

CVE: CVE-2016-5387