Red Hat セキュリティアドバイザリ 2016:1613 から：

php 用の更新が、Red Hat Enterprise Linux 7 で現在利用可能です。

Red Hat 製品セキュリティは、この更新がセキュリティに及ぼす影響を重要度中として評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System（CVSS）ベーススコアは、「参照」セクションで CVE リンクから脆弱性ごとに入手できます。

PHP は、Apache HTTP Server で一般的に使用される、 HTML を組み込んだスクリプト言語です。

セキュリティ修正：

* HTTP_PROXY 変数名のクラッシュに対して、PHP は適切な保護を行っていないことが判明しました。リモートの攻撃者はこの欠陥を利用して、悪意のある HTTP リクエストを通じて、PHP スクリプトにより実行される HTTP リクエストを、攻撃者が制御するプロキシにリダイレクトする可能性があります。
（CVE-2016-5385）

Red Hat は、この問題を報告してくれた Scott Geary 氏（VendHQ）に感謝の意を表します。

バグ修正：

* 以前は、SAPI ヘッダーコールバックルーチンでの正しくないロジックにより、コールバックカウンターは増やされていませんでした。その結果、スクリプトにヘッダーコールバックを含まれていた場合、セグメンテーション違反で予想外に終了する可能性がありました。この更新により、コールバックカウンターは適切に管理され、ヘッダーコールバックが実装されたスクリプトは期待どおりに動作します。（BZ#1346758）

検出

Oracle Linux 7：php（ELSA-2016-1613）

high Nessus プラグイン ID 92937

変更ログが見つかりません