最初の起動時にローカルユーザーのパスワードを変更する場合に、構成が明示的に保存されていない限り、パスワードの更新が保存されない可能性があります。これにより、古いパスワードが依然として受け入れられる状態にシステムが放置され、新しいパスワードをログインに使用できません。この脆弱性は、次のすべての条件が満たされた場合に発生します。BIG-IPシステムを、セキュリティアドバイザリステータステーブルの脆弱性列のバージョンに記載されているバージョンにアップグレードした。BIG-IPシステムを初めて再起動する。再起動後、BIG-IPシステムにより、パスワードの有効期限切れによるパスワードの変更を求められます。BIG-IP構成が保存されずにリロードされます。注：システムの再起動、mcpdプロセスの再起動、ライセンスのインストールなど、多くの場合、BIG-IP構成は暗示的にリロードされる場合があります。影響：新しいパスワードが前回のパスワードで上書きされるため、ユーザーは最新のパスワードを使用してBIG-IP、BIG-IQ、F5 iWorkflow、Enterprise Managerシステムにログインできません。さらに、ローカルユーザーは、パスワードの有効期限切れによるパスワードの変更を複数回求められます。

検出

F5 Networks BIG-IP：TMOS 脆弱性：構成が明示的に保存されていない限り、ローカルユーザーのパスワード変更が保存されない可能性があります（K37250780）

high Nessus プラグイン ID 93247