Cisco VPN Client 5.x < 5.0.07.0440 の信頼されない検索パスの DLL 権限昇格

medium Nessus プラグイン ID 93478

概要

リモートのWindowsホストにインストールされているVPNクライアントは、ローカル権限昇格の脆弱性による影響を受けます。

説明

リモートホストにインストールされている Cisco VPN クライアントのバージョンは、5.0.07.0440 より前の 5.x です。このため、信頼できなかったり、ユーザー制御下になかったりする固定パスを検索することにより、ダイナミックリンクライブラリ(DLL)ファイルのロードに関連する欠陥の影響を受けています。ローカルの攻撃者がこれを悪用して、検索パスに注入されたトロイの木馬型 DLL を通じて、昇格した権限で任意のコードを実行する可能性があります。

ソリューション

このソフトウェアは現在はサポートされていません。オプションについては、ベンダーにお問い合わせください。

参考資料

https://bst.cloudapps.cisco.com/bugsearch/bug/CSCua28747

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 93478

ファイル名: cisco_vpn_client_5_0_07_0440.nasl

バージョン: 1.3

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2016/9/14

更新日: 2019/11/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.9

現状値: 5.1

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 6.7

現状値: 5.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:cisco:vpn_client

必要な KB アイテム: SMB/CiscoVPNClient/Version

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

脆弱性公開日: 2012/5/30

参照情報

CVE: CVE-2012-3052

CISCO-BUG-ID: CSCua28747