Debian DLA-631-1:unadf セキュリティ更新

high Nessus プラグイン ID 93612

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ更新がありません。

説明

Amiga Disk File ダンプ(.adf)からワイルを抽出するツールである unadf で、2 つの脆弱性が判明しました。

- CVE-2016-1243:アーカイブされたファイルのパス名長を盲目的に信頼することで、スタックベースのバッファオーバーフローが発生します。

extracTree() 関数で境界チェックなしに、スタック割り当てバッファ sysbuf が sprintf() で埋められます。

- CVE-2016-1244:サニタイズされていない入力の実行

ディレクトリパスの作成のために使用されるシェルコマンドは、アーカイブされたファイルの名前をコマンド文字列の終わりに切り捨てることで構築されました。

Debian 7「Wheezy」では、この問題は unadf バージョン 0.7.11a-3+deb7u1 で修正されています。

unadf パッケージをアップグレードすることを推奨します。

注:Tenable Network Security は、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenable では、できる限り新たな問題を持ち込まないように、自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受ける unadf パッケージをアップグレードしてください。

参考資料

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2016/09/msg00024.html

https://packages.debian.org/source/wheezy/unadf

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 93612

ファイル名: debian_DLA-631.nasl

バージョン: 2.3

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2016/9/21

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:unadf, cpe:/o:debian:debian_linux:7.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

パッチ公開日: 2016/9/20