MariaDB 10.1.x< 10.1.6の複数の DoS 脆弱性

medium Nessus プラグイン ID 93740

概要

リモートのデータベースサーバーは、複数のサービス拒否脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートホストで実行されているMariaDBのバージョンは、10.1.6より前の10.1.xです。したがって、以下の複数の脆弱性による影響を受けます。

- バイナリ列の XOR ステートメントを処理するとき、sql/opt_range.cc ファイルの get_mm_leaf() 関数にサービス拒否の脆弱性があるため、認証されたリモート攻撃者がデータベースをクラッシュさせる可能性があります。

- 順序付き削除ステートメントを処理するとき、filesort()関数にサービス拒否の脆弱性があるため、認証されたリモートの攻撃者がデータベースのクラッシュを引き起こす可能性があります。

ソリューション

MariaDB バージョン 10.1.6以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://mariadb.com/kb/en/library/mariadb-1016-release-notes/

https://mariadb.com/kb/en/library/mariadb-1016-changelog/

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 93740

ファイル名: mariadb_10_1_6.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: remote

ファミリー: Databases

公開日: 2016/9/27

更新日: 2019/1/2

設定: パラノイドモードの有効化

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus

リスク情報

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:S/C:N/I:N/A:C

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 6.5

現状値: 5.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:mariadb:mariadb

必要な KB アイテム: Settings/ParanoidReport

パッチ公開日: 2015/7/27

脆弱性公開日: 2015/6/7