カーネルの更新プログラムが、Red Hat Enterprise Linux 6.5 Advanced Update Supportで利用可能になりました。Red Hat製品セキュリティは、この更新がセキュリティに及ぼす影響を重要度高と評価しています。詳細な重要度評価を示すCVSS（共通脆弱性評価システム）ベーススコアは、「参照」セクションのCVEリンクから脆弱性ごとに入手できます。カーネルパッケージにはLinuxオペレーティングシステムのコアであるLinuxカーネルが含まれています。セキュリティ修正プログラム：* Linuxカーネルのキーリング処理コードに欠陥が見つかりました。key_reject_and_link()で、初期化されていない変数が最終的に任意のフリーアドレスにつながり、これにより、攻撃者がメモリ解放後使用（use-after-free）スタイルの攻撃を実行する可能性があります。（CVE-2016-4470、重要度高）この問題は、David Howells氏（Red Hat）により発見されました。バグ修正プログラム：* 以前は、fs_clear_inode()関数にBUG_ON()シグナルが現れ、ここでnfs_have_writebacks()関数はnfs_inode->npagesに対して正の値を報告していました。その結果、カーネルパニックが発生しました。この更新では、PagePrivateのチェックに対してinode i_lockを保持し、リクエストをロックしてシリアル化を実行し、このバグを修正します。（BZ#1365161）

検出

RHEL 6：カーネル（RHSA-2016:2074）

medium Nessus プラグイン ID 94130

変更ログが見つかりません