Oracle GlassFish Server 2.1.1.x < 2.1.1.29 Mozilla NSS ASN.1ストラクチャRCE(2016年10月CPU)

high Nessus プラグイン ID 94160

概要

リモートのWebサーバーは、リモートでコードが実行される脆弱性の影響を受けます。

説明

自己報告されたバージョン番号によると、リモートホストで実行されているOracle GlassFish Serverは、2.1.1.29より前の2.1.1.xです。したがって、ASN.1ストラクチャを解析するときにユーザー指定の入力が不適切に検証されているため、Mozilla Network Security Services(NSS)コンポーネントにおいてリモートでコードが実行される脆弱性の影響を受けます。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用し、X.509証明書の特別に細工されたASN.1データを通じてヒープベースのバッファオーバーフローを引き起こし、サービス拒否状態を引き起こしたり任意のコードを実行したりする可能性があります。

ソリューション

2016年10月のOracle Critical Patch Updateアドバイザリに記載されているとおり、Oracle GlassFish Serverバージョン2.1.1.29にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?bac902d5

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 94160

ファイル名: glassfish_cve-2016-1950.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: remote

ファミリー: Web Servers

公開日: 2016/10/20

更新日: 2019/11/14

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2016-1950

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

現状値: 7.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:oracle:glassfish_server

必要な KB アイテム: www/glassfish

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2016/10/18

脆弱性公開日: 2016/3/8

参照情報

CVE: CVE-2016-1950

BID: 84223