Cisco Talosによる報告: 

Memcached内に複数の整数オーバーフローの脆弱性が存在します。これが悪用されると、標的のシステムでリモートコードの実行が引き起こされる可能性があります。これらの脆弱性は、キーと値のデータペアの挿入、追加、先頭への追加、または変更に使用されるさまざまなMemcached関数に現れます。SASL認証へのサポート付きでコンパイルされたMemcachedも持つシステムは、MemcachedがSASL認証コマンドを処理する方法が原因となり、第3の欠陥に対しても脆弱になります。

攻撃者が、特別に細工されたMemcachedコマンドを標的のサーバーに送信することで、これらの脆弱性を悪用する可能性があります。
また、これらの脆弱性は、機密プロセス情報の漏洩に悪用されることもあります。攻撃者はこれらの脆弱性を使ってASLRなどの一般的な悪用対策をバイパスすることや、これらの脆弱性を複数回トリガーする可能性があります。そうすることで、悪用の確率が上がり、これらの脆弱性の重大度が高まります。

検出

FreeBSD : memcached -- 複数の脆弱性（f4bf713f-6ac7-4b76-8980-47bf90c5419f）

critical Nessus プラグイン ID 94459

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