Oracle WebLogic Server Javaオブジェクトの逆シリアル化RCE(2016年10月CPU)

critical Nessus プラグイン ID 94511

概要

リモートのOracle WebLogicサーバーは、リモートでコードが実行される脆弱性の影響を受けます。

説明

Apache Commons File Uploadライブラリに対する、認証されていないJavaオブジェクトの安全でない逆シリアル化コールのため、リモートのOracle WebLogicサーバーは、WLSセキュリティコンポーネントにおいてリモートでコードが実行される脆弱性による影響を受けます。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用し、細工されたDiskFileItemオブジェクトを介して、WebLogicサーバーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。

ソリューション

2016年10月のOracle Critical Patch Updateアドバイザリに従い、適切なパッチを適用してください。WebLogic 12.2.1.3も影響を受けると報告されています。ソリューションはOracleにお問い合わせください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?bac902d5

http://www.nessus.org/u?9c6d83db

https://www.tenable.com/security/research/tra-2016-33

https://www.zerodayinitiative.com/advisories/ZDI-16-572/

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 94511

ファイル名: weblogic_2016_5535.nasl

バージョン: 1.12

タイプ: remote

ファミリー: Web Servers

公開日: 2016/11/3

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 5.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2016-5535

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 8.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:oracle:weblogic_server

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

Nessus によりエクスプロイト済み: true

パッチ公開日: 2016/10/18

脆弱性公開日: 2016/10/18

参照情報

CVE: CVE-2016-5535

BID: 93692