ImageMagick 7.x < 7.0.3-6 WaveletDenoiseImage()によるヒープバッファオーバーフローのRCE

medium Nessus プラグイン ID 95319

概要

リモートのWindowsホストにインストールされているアプリケーションは、リモートでコードが実行される脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートの Windows ホストにインストールされている ImageMagick のバージョンは、7.0.3-6より前の7.xです。したがって、ファイルMagicCore/fx.c内のWaveletDenoiseImage()関数のヒープバッファオーバーフロー状態の影響を受けます。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用し、サービス拒否状態または任意のコードの実行を引き起こす可能性があります。

ソリューション

ImageMagick をバージョン7.0.3-6以降にアップグレードしてください。注意: システムから脆弱なバージョンを手動でアンインストールすることが必要な場合もあります。

参考資料

https://github.com/ImageMagick/ImageMagick/issues/296

http://seclists.org/oss-sec/2016/q4/413

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 95319

ファイル名: imagemagick_7_0_3_6.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2016/11/25

更新日: 2024/6/4

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

現状値: 3.2

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:N/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2016-9298

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 5.5

現状値: 4.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:N/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:imagemagick:imagemagick

必要な KB アイテム: installed_sw/ImageMagick

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2016/11/8

脆弱性公開日: 2016/10/31

参照情報

CVE: CVE-2016-9298

BID: 94310