Observium PHPオブジェクトシリアル化解除のリモートファイル書き込みの脆弱性

critical Nessus プラグイン ID 95391

概要

リモートのObserviumサーバーは、リモートファイル書き込みの脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートのObserviumサーバーは、PHPのunserialize()関数で使用する前のユーザー指定のGET、POST、Cookie値の検証が不適切なため、common.inc.phpのvar_decode()関数にリモートファイル書き込みの脆弱性があります。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用して、攻撃者に管理者権限の取得を可能にするPHPセッションファイルを含む、任意のファイルにデータを書き込むことができます。SSFEが影響を受ける脆弱性が他にもあることが報告されていますが、Nessusはそれについてテストしていません。

ソリューション

Observiumを2016年10月26日以降にリリースされたバージョンアップグレードしてください。

参考資料

https://www.computest.nl/advisories/CT-2016-1110_Observium.txt

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 95391

ファイル名: observium_unserialize.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses

公開日: 2016/11/29

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 8.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 9.1

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:F/RL:O/RC:X

脆弱性情報

CPE: x-cpe:/a:observium_limited:observium

必要な KB アイテム: installed_sw/Observium

Nessus によりエクスプロイト済み: true

パッチ公開日: 2016/10/26

脆弱性公開日: 2016/11/10