ImageMagick 6.x < 6.9.6-6 ReadSGIImage()によるSGIファイルのDoS処理

medium Nessus プラグイン ID 95720

概要

リモートWindowsホストにインストールされているアプリケーションは、サービス拒否の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートの Windows ホストにインストールされている ImageMagick のバージョンは、6.9.6-6より前の6.xです。したがって、iris infoディメンションを処理する際のファイルcoders/sgi.c内のReadSGIImage()関数における領域外読み取りエラーのため、サービス拒否の脆弱性の影響を受けます。
認証されていないリモートの攻撃者がこの脆弱性を悪用し、ライブラリにリンクされたプロセスをクラッシュさせたり、メモリコンテンツを漏えいさせたりする可能性があります。

ソリューション

ImageMagick をバージョン6.9.6-6以降にアップグレードしてください。注意: システムから脆弱なバージョンを手動でアンインストールすることが必要な場合もあります。

参考資料

https://github.com/ImageMagick/ImageMagick/issues/301

https://seclists.org/oss-sec/2016/q4/469

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 95720

ファイル名: imagemagick_6_9_6_6.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2016/12/12

更新日: 2024/6/4

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

現状値: 3.2

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:N/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2016-9556

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 5.5

現状値: 4.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:N/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:imagemagick:imagemagick

必要な KB アイテム: installed_sw/ImageMagick

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2016/12/5

脆弱性公開日: 2016/11/16

参照情報

CVE: CVE-2016-9556

BID: 94492