Scientific Linux セキュリティ更新: SL7.x x86_64のsudo(20161103)

medium Nessus プラグイン ID 95861

概要

リモートのScientific Linuxホストに1つ以上のセキュリティ更新プログラムがありません。

説明

セキュリティ修正プログラム:

- デフォルトのsudo設定で、ユーザーの環境からINPUTRCの値が保持され、情報が漏洩する可能性があることがわかりました。
readlineを使用する制限されたプログラムへのsudoアクセス権を持つローカルユーザーがこの欠陥を利用して、sudoによって提供される昇格された権限を持ち、特別にフォーマットされたファイルからコンテンツを読む可能性があります。(CVE-2016-7091)

注: この更新では、権限が必要なコマンドを呼び出すときにsudoがこの変数の値を保持しないようINPUTRCが/etc/sudoersのenv_keepリストから削除されました。

追加の変更:

ソリューション

影響を受けるsudoパッケージ、sudo-debuginfoパッケージ、sudo-develパッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?d0c2edee

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 95861

ファイル名: sl_20161103_sudo_on_SL7_x.nasl

バージョン: 3.5

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2016/12/15

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.9

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:N/A:N

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 4.4

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:sudo, p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:sudo-debuginfo, p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:sudo-devel, x-cpe:/o:fermilab:scientific_linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

パッチ公開日: 2016/11/3

脆弱性公開日: 2016/12/22

参照情報

CVE: CVE-2016-7091