macOS:Apple Safari < 10.0.2の複数の脆弱性

high Nessus プラグイン ID 95919

概要

リモートのmacOSまたはMac OS XホストにインストールされているWebブラウザーは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートのmacOSまたはMac OS XホストにインストールされているApple Safariのバージョンは10.0.2より前です。したがって、次の複数の脆弱性の影響を受けます。- ユーザー指定の入力が不適切に検証されているため、および、メモリでオブジェクトが不適切に処理されているため、リモートでコードが実行される複数の脆弱性がWebKitにあります。認証されていないリモートの攻撃者がこうした脆弱性を悪用し、特別に細工されたWebサイトにユーザーを誘導し、メモリを破損させ、任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2016-4692、CVE-2016-7635、CVE-2016-7652)-ユーザー指定の入力が不適切に検証されているため、複数の情報漏えいの脆弱性がWebKitにあります。認証されていないリモートの攻撃者がこれらを悪用し、特別に細工されたWebサイトにユーザーを誘導し、メモリコンテンツを漏えいさせる可能性があります。(CVE-2016-4743、CVE-2016-7656)-ユーザー指定の入力が不適切に検証されているため、情報漏えいの脆弱性がWebKitにあります。認証されていないリモートの攻撃者がこの脆弱性を悪用し、特別に細工されたWebサイトにユーザーを誘導し、ユーザーの情報を漏えいさせる可能性があります。(CVE-2016-7586)-ユーザー指定の入力が不適切に検証されているため、および状態が不適切に管理されているため、リモートでコードが実行される複数の脆弱性がWebKitにあります。認証されていないリモートの攻撃者がこうした脆弱性を悪用し、特別に細工されたWebサイトにユーザーを誘導し、メモリを破損させ、任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2016-7587、CVE-2016-7589:、CVE-2016-7610、CVE-2016-7611、CVE-2016-7639、CVE-2016-7640、CVE-2016-7641、CVE-2016-7642、CVE-2016-7645、CVE-2016-7646、CVE-2016-7648、CVE-2016-7649、CVE-2016-7654)-JavaScriptプロンプトが不適切に処理されているため、情報漏えいの脆弱性がWebKitにあります。認証されていないリモートの攻撃者がこの脆弱性を悪用し、特別に細工されたWebサイトにユーザーを誘導し、メモリを破損させ、任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2016-7592)-初期化されていないメモリを使用しているため、情報漏えいの脆弱性がWebKitにあります。認証されていないリモートの攻撃者がこの脆弱性を悪用し、特別に細工されたWebサイトにユーザーを誘導し、メモリコンテンツを漏えいさせる可能性があります。(CVE-2016-7598)-HTTPリダイレクトを処理するときにトリガーされる情報漏えいの脆弱性があります。認証されていないリモートの攻撃者がこの脆弱性を悪用し、特別に細工されたWebサイトにユーザーを誘導し、ユーザーの情報を漏えいさせる可能性があります。(CVE-2016-7599)- ユーザー指定の入力およびブロブURLが不適切に検証されているため、情報漏えいの脆弱性がWebKitにあります。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用し、特別に細工されたブロブURLを介して、ユーザー情報を漏えいする可能性があります。(CVE-2016-7623)- ユーザー指定の入力が不適切に検証されているため、および状態が不適切に管理されているため、リモートでコードが実行される脆弱性がWebKitにあります。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用し、特別に細工されたWebサイトにユーザーを誘導し、サービス拒否状態または任意のコードの実行を引き起こす可能性があります。(CVE-2016-7632)- ユーザー指定の入力が不適切に検証されているため、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性がSafari Readerにあります。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用し、特別に細工されたリンクを介して、ユーザーのブラウザーセッションで任意のスクリプトコードを実行する可能性があります。(CVE-2016-7650)

ソリューション

Apple Safariを10.0.2以降のバージョンにアップグレードしてください。

参考資料

https://support.apple.com/en-us/HT207421

http://www.nessus.org/u?df6b83c6

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 95919

ファイル名: macosx_Safari10_0_2.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: local

エージェント: macosx

公開日: 2016/12/16

更新日: 2020/1/7

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2016-7656

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

現状値: 7.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:apple:safari

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/MacOSX/Version, MacOSX/Safari/Installed

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2016/12/13

脆弱性公開日: 2016/12/13

参照情報

CVE: CVE-2016-4692, CVE-2016-4743, CVE-2016-7586, CVE-2016-7587, CVE-2016-7589, CVE-2016-7592, CVE-2016-7598, CVE-2016-7599, CVE-2016-7610, CVE-2016-7611, CVE-2016-7623, CVE-2016-7632, CVE-2016-7635, CVE-2016-7639, CVE-2016-7640, CVE-2016-7641, CVE-2016-7642, CVE-2016-7645, CVE-2016-7646, CVE-2016-7648, CVE-2016-7649, CVE-2016-7650, CVE-2016-7652, CVE-2016-7654, CVE-2016-7656

BID: 94907, 94908, 94909, 94913, 94915

APPLE-SA: APPLE-SA-2016-12-13-2