ImageMagick 6.x < 6.9.7-3におけるReadPSDLayers()関数によるPSBファイルのRCE処理

high Nessus プラグイン ID 96446

概要

リモートのWindowsホストにインストールされているアプリケーションは、リモートでコードが実行される脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートの Windows ホストにインストールされている ImageMagick のバージョンは、6.9.7-3より前の6.xです。したがって、PSBファイルが不適切に検証されているため、psd.cのReadPSDLayers()関数のリモートでコードが実行される脆弱性の影響を受けます。認証されていないリモートの攻撃者が、特別に細工されたPSDファイルを開かせるようにユーザーを誘導し、この脆弱性を悪用して、サービス拒否状態または任意のコードの実行を引き起こす可能性があります。

ソリューション

ImageMagick をバージョン6.9.7-3以降にアップグレードしてください。注意: システムから脆弱なバージョンを手動でアンインストールすることが必要な場合もあります。

参考資料

https://github.com/ImageMagick/ImageMagick/issues/347

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 96446

ファイル名: imagemagick_6_9_7_3.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2017/1/12

更新日: 2024/6/4

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

CVSS スコアの根本的理由: Manual analysis of the vulnerability

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: manual

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

現状値: 7.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:imagemagick:imagemagick

必要な KB アイテム: installed_sw/ImageMagick

パッチ公開日: 2017/1/7

脆弱性公開日: 2017/1/7