ImageMagick 7.x < 7.0.4-3の複数の脆弱性

high Nessus プラグイン ID 96447

概要

リモートの Windows ホストにインストールされているアプリケーションは、複数の脆弱性による影響を受けます。

説明

リモートの Windows ホストにインストールされている ImageMagick のバージョンは、7.0.4-3より前の7.xです。したがって、以下の複数の脆弱性による影響を受けます。

- TIFF ファイルが不適切に処理されているため、tiff.c の ReadTIFFImage() 関数にサービス拒否の脆弱性があります。認証されていないリモートの攻撃者が、特別に細工された TIFF ファイルを開かせるようにユーザーを誘導し、この脆弱性を悪用して、サービス拒否状態またはメモリ内容の開示を引き起こす可能性があります。

- PSBファイルが不適切に検証されているため、psd.cのReadPSDLayers()関数のリモートでコードが実行される脆弱性。認証されていないリモートの攻撃者が、特別に細工されたPSDファイルを開かせるようにユーザーを誘導し、この脆弱性を悪用して、サービス拒否状態または任意のコードの実行を引き起こす可能性があります。

ソリューション

ImageMagick をバージョン7.0.4-3以降にアップグレードしてください。注意: システムから脆弱なバージョンを手動でアンインストールすることが必要な場合もあります。

参考資料

http://www.imagemagick.org/discourse-server/viewtopic.php?f=3&t=31161

https://github.com/ImageMagick/ImageMagick/issues/347

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 96447

ファイル名: imagemagick_7_0_4_3.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2017/1/12

更新日: 2024/6/4

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

CVSS スコアの根本的理由: Manual analysis of the vulnerability

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: manual

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

現状値: 7.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:imagemagick:imagemagick

必要な KB アイテム: installed_sw/ImageMagick

パッチ公開日: 2017/1/7

脆弱性公開日: 2017/1/5