IBM Spectrum ProtectクライアントVMバックアップINCLUDE.VMTSMVSSオプション資格情報開示

medium Nessus プラグイン ID 96484

概要

リモートホストにインストールされているクライアントのアプリケーションは、情報漏えいの脆弱性による影響を受けます。

説明

リモートホストにインストールされているIBM Spectrum Protect Clientのバージョンは7.1.6.4より前の7.1.xです。したがって、VMTSMVSSフラグでアプリケーショントレーシングを有効にしているときは常に、INCLUDE.VMTSMVSSオプションを使ったVMバックアッププロセス中に、難読化したVMware vCenterユーザーIDとパスワード情報をアプリケーションが漏えいさせるため、情報漏えいの脆弱性の影響を受けます。ローカルの攻撃者がこれを悪用して、資格情報を漏えいさせる可能性があります。IBM Spectrum Protectは、バージョン7.1.3より前のリリースではIBM Tivoli Storage Managerという名前でした。

ソリューション

IBM Spectrum Protect Clientバージョン7.1.6.4以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21996198

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 96484

ファイル名: tivoli_storage_manager_client_7164.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: local

エージェント: windows, macosx, unix

ファミリー: Misc.

公開日: 2017/1/13

更新日: 2021/10/25

設定: パラノイドモードの有効化

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.4

CVSS v2

リスクファクター: Low

基本値: 2.1

現状値: 1.6

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:P/I:N/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2016-6110

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 6.5

現状値: 5.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:C/C:H/I:N/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:ibm:tivoli_storage_manager_client

必要な KB アイテム: Settings/ParanoidReport, installed_sw/Tivoli Storage Manager Client

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2017/1/3

脆弱性公開日: 2017/1/3

参照情報

CVE: CVE-2016-6110

BID: 95306