Wireshark 2.0.x < 2.0.10/2.2.x < 2.2.4の複数のDoS(macOS)

high Nessus プラグイン ID 96764

概要

リモートmacOSまたはMac OS Xホストにインストールされているアプリケーションは、複数のサービス拒否の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートの macOS/Mac OS X ホストにインストールされている Wireshark のバージョンは 2.0.10 より前の 2.0.x、または 2.2.4 より前の 2.2.x です。このため、複数のサービス拒否脆弱性の影響を受けます。

- DHCPv6パケットの処理時に、epan/dissectors/packet-dhcpv6.cファイルの整数オーバーフロー状態によるサービス拒否の脆弱性があります。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用し、プログラムを大きなループ状態に陥らせ過剰にCPUリソースを消費させる可能性があります。

- 特定の入力が不適切に検証されるためにトリガーされる無限ループの欠陥により、サービス拒否の脆弱性がepan/dissectors/packet-asterix.cファイル内のasterix_fspec_len()関数にあります。認証されていないリモートの攻撃者がこの脆弱性を悪用し、CPUリソースの過剰消費を引き起こす可能性があります。

Nessus はこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

ソリューション

Wiresharkバージョン2.0.10/2.2.4以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://www.wireshark.org/security/wnpa-sec-2017-01.html

https://www.wireshark.org/security/wnpa-sec-2017-02.html

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 96764

ファイル名: macosx_wireshark_2_2_4.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: local

エージェント: macosx

公開日: 2017/1/25

更新日: 2019/1/2

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:wireshark:wireshark

必要な KB アイテム: installed_sw/Wireshark

パッチ公開日: 2017/1/23

脆弱性公開日: 2017/1/23