openSUSEセキュリティ更新プログラム：libosip2（openSUSE-2017-526）
critical Nessus プラグイン ID 99752
Language:
概要
リモートのopenSUSEホストに、セキュリティ更新プログラムがありません。説明
このlibosip2の更新では、次の問題が修正されます：libosip2の変更：
- CVE-2017-7853：GNU 5.0.0のlibosip2では、不正な形式のSIPメッセージにより、osipparser2/osip_message_parse.cで定義されたmsg_osip_body_parse()関数でヒープバッファオーバーフローが発生し、リモートDoSが発生する可能性があります（boo#1034570）。
- CVE-2016-10326：GNU oSIP 4.1.0のlibosip2では、不正な形式のSIPメッセージにより、osipparser2/osip_message_to_str.cで定義された_osip_message_to_str()関数でヒープバッファオーバーフローが発生し、リモートDoSが発生する可能性があります。
（boo#1034571）
- CVE-2016-10325：GNU oSIP 4.1.0のlibosip2では、不正な形式のSIPメッセージにより、osipparser2/osip_message_to_str.cで定義された_osip_message_to_str()関数でヒープバッファオーバーフローが発生し、リモートDoSが発生する可能性があります（boo#1034572）。
- CVE-2016-10324：GNU oSIP 4.1.0のlibosip2では、不正な形式のSIPメッセージにより、osipparser2/osip_port.cで定義されているosip_clrncpy()関数でヒープバッファオーバーフローが発生する可能性があります（boo#1034574）。
ソリューション
影響を受けるlibosip2パッケージを更新してください。参考資料
https://bugzilla.opensuse.org/show_bug.cgi?id=1034570
https://bugzilla.opensuse.org/show_bug.cgi?id=1034571
プラグインの詳細
深刻度: Critical
ID: 99752
ファイル名: openSUSE-2017-526.nasl
バージョン: 3.4
タイプ: local
エージェント: unix
ファミリー: SuSE Local Security Checks
公開日: 2017/5/1
更新日: 2021/1/19
サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 5.9
CVSS v2
リスクファクター: High
基本値: 7.5
ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P
CVSS v3
リスクファクター: Critical
基本値: 9.8
ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
脆弱性情報
CPE: p-cpe:/a:novell:opensuse:libosip2, p-cpe:/a:novell:opensuse:libosip2-debuginfo, p-cpe:/a:novell:opensuse:libosip2-debugsource, p-cpe:/a:novell:opensuse:libosip2-devel, cpe:/o:novell:opensuse:42.1, cpe:/o:novell:opensuse:42.2
必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/cpu, Host/SuSE/release, Host/SuSE/rpm-list
パッチ公開日: 2017/4/28
参照情報
CVE: CVE-2016-10324, CVE-2016-10325, CVE-2016-10326, CVE-2017-7853